皆様のご期待に応え、地域文化の向上と活性化のために
「ときめきの第九の会」が結成されました


 このたびは、ときめきの第九公演にようこそお越しいただき誠にありがとうございます。
 昨年12月さざんかホールでの初公演では、お陰様で観客の皆様から絶大なる賛辞と熱烈なアンコールのお声がたくさん寄せられました。
 このご要望にお応えし、さらに地域の音楽文化向上と活性化に資するため、本年5月に「ときめきの第九の会」が結成されました。
 そして、本会の趣旨にご賛同いただいた多くの企業や個人の皆様方からご協力賜りましたことに、心から感謝申し上げます。

 厳しい経済環境が続き、暗くて悲しい事件が多発する昨今ではありますが、私はこのようなときこそ第九がその輝きを増すのではないかと思います。
 ベートーヴェンは、フランス革命が勃発した18世紀末から19世紀初頭にかけて険しく激しく変化する時代の影響を少なからず受けています。また、彼自身が聴力を失い他の病にも冒されてほとんど病床にいた晩年での創作でもあったのです。このような中でこそ、ベートーヴェンは、大宇宙のもとで生命ある喜びを互いに分かち合うこの「歓喜の歌」を当時のさらには後世の人々に贈りたいとの強い創作意欲にかきたてられたのではないでしょうか。
 200年近くを経た今も広く歌い継がれる不朽の名作を生み出したベートーヴェンの桁外れの才能と情熱に対して私は驚きと敬服の念を禁じえません。

 今年の暮れも押し迫りましたが、本日はどうぞゆっくり<ときめきの第九>をご鑑賞ください。皆様にとり来年もすばらしい年になりますことを心から祈念申し上げます。

2008年12月23日
ときめきの第九の会 代表 中川基成